自律神経失調症

頭痛、不眠、めまい、微熱・発汗、息切れ、咳・呼吸困難、嘔吐、肩の疲れ、左胸の痛み、体重減少、不整脈、倦怠感、背中の痛み、食欲不振、腰痛、便秘・下痢、月経痛、月経不順、むくみ、手足の冷え、しびれ

●朝起きられない ●なんとなく身体がだるい
●特に目が疲れる ●寝汗をかきやすい
●めまい・立ちくらみ ●寝付きが悪い
●何もする気がしない ●のぼせ・冷え・手足のしびれ
●根気がなくなる ●イライラして怒りっぽい
●筋肉・特に肩の凝り

不眠・睡眠障害

【症 状】
夜眠れない、眠りが浅い、何度も目が覚める、なかなか寝付けない、目覚ましより早く目が覚める、眠ったのに疲れが取れないなどの睡眠に付随する症状や問題の総称を「睡眠障害」と言います。

【原因】
睡眠障害の主な原因は「生活習慣/環境」が睡眠に適していない事、睡眠に必要不可欠な新陳代謝が起こっていない、または阻害されていることなどです。

【漢方】
東洋医学的アプローチとしては、身体のバランスを整え睡眠のサイクルの滞りを改善することで睡眠に必要な新陳代謝を促します。

また、睡眠に適した生活習慣のアドバイスを行うことで、自然な眠りを実現します。

耳鳴り・難聴

【症 状】
音源がないはずなのに、音が聞こえてくるのが耳鳴りです。

周囲が寝静まったようなときに何らかの音が聞こえてくることがあります。これは、正常な生理反応なので問題はありません。

​ところが、周囲がにぎやかなのにもかかわらず、音が聞こえてくるというのが病気による症状です。

高血圧症・糖尿病・動脈硬化などの可能性もあります。他にも、更年期障害・メニエル症候群・貧血症・偏頭痛などでも耳鳴りはします。

【漢 方】
現代医学の診察の結果、どこにも異常は見当たらないといわれることがあります。しかし、耳鳴りにはめまいをともなうことが多く、放っておくわけにはいきません。漢方では、耳鳴りは、ヘソから下に力が入らない症状があったり、精神的ストレスがあったり、風熱によるものとされており、むくみなどの水毒との関係を重視した処方を行います。 

【食事】
豆乳を毎日2合ずつ飲用するとよい。下痢をする人は、1合でもよい。
こんにゃくも効果があるといわれています。できれば、黒豆とコンブを一緒に煮て食べるとよいでしょう。
クリを食べたり、カチグリを煎じて飲むのもよいでしょう。

冷え「新陳代謝の低下」

【症 状】
冷えの感じ方は、人によって様々です。それをパターンに分けてみます。
1. からだ全体が冷える
2. 夏でもソックスを重ねてはかなければならない
3. 頭が冷えて、一年中頭に帽子をかぶっている感じ
4. 背中の一箇所が、水でもかけられているように冷える
5. 胃の後ろの部分が、風でもあたっているようにスースー冷える感じ
6. 腰に氷をあてているような感じ

7. ひざがいつも冷たく感じる
8. ひざから下は氷水の中に入れたようだが、顔は火のようにほてってのぼせるもの

女性では、思春期頃から感じ始め、いったんは治まるが、更年期になって再び、冷えをおぼえるのが一般的な傾向のようです。

【漢 方】
西洋医学では、適切な施術法がなく、漢方の独壇場といえる領域です。症例も豊富で、からだを温める薬は、よく研究しつくされています。
漢方の病気概念では、冷えは気・血・水の滞りからくると考えられています。つまり、冷えは、病をもたらすもののすべてがからんでいます。同じ冷えでもそれぞれ対応が違ってきます。

【血の巡りをよくする】
冷えは血管が縮まって血液が十分に、その場所に行かなくなるので、温めることによって血液の流れをよくしましょう。まず、入浴。38~40度Cのややぬるめの風呂に、ゆっくり入るのは望ましい。 タオルを50度Cくらいのお湯につけ、よく絞って冷える場所に当て、上からビニールの布をあてておく方法もあります。これらの温熱施術のあと、患部をマッサージすると、さらに効果的です。

痛風・その他痛み

【症 状】
夜、突然、主に足の親指のつけねの関節が痛み、真っ赤に腫れあがります。人がそばを歩くだけでも激しい痛さを感じ、38~39度の熱も出ます。翌朝になると痛みも治まり、熱も下がっています。しかし、夜になると再び痛みに襲われます。この状態が4~5日つづきます。

ところが、数ヶ月から1~2年後に、再び同じような症状に襲われます。これを繰り返すと慢性状態になってしまいます。

【併発する可能性がある病気】
高脂血症・高血圧・肥満・糖尿病・脳卒中・心臓病を起こしやすく、早期治療が必要です。
 

【漢方】
漢方では、腎機能を正常化させ、血液中の尿酸を十分に排泄させるか、体質改善をはかることが可能です。

【日常生活】
発作を起こしていなくても、患者は高尿酸血症の状態です。できるだけ尿酸量を下げる必要があります。そのためには、動物性タンパク質は、卵・牛乳・チーズ程度にし、植物性タンパク質(大豆・大豆製品)から摂取します。

アルコール類も、血液を酸性化し、尿酸の結晶を生じさせる作用があるので、特にビールは厳禁です。
最近、日本では痛風患者が増えてきているのは、食生活の欧米化によるところが大きい。

坐骨神経痛

【症 状】
坐骨神経は、下腿の屈伸運動を支配する神経で、腰椎から出て、お尻・太ももの後ろを通り、膝・ふくらはぎ・足の先にまでおよんでいる太く長い末端神経です。それだけに様々な病気や故障に影響されやすいものです。

腰から足にかけての放散痛があり、休みなくうずいて、数日続くのが特長です。特に、立ち上がったり、横になったりするとき、歩くときに痛みが強くなります。夜間にも痛みが増し、寝返りが打てずに不眠になることもあります。
また、起立すると真っ直ぐに立てずに、やや前かがみのへっぴり腰になります。これを坐骨神経性側彎といいます。

さらに、仰向けに寝て、膝を伸ばしたまま足を持ち上げようとしても、痛くて上がらない。これをラセーグ症状といいます。

【漢 方】
漢方では、現代医学の鎮痛剤など強い副作用のあるお薬と違い、穏やかに効き、症状の緩和に適しています。

アール堂では、ご相談も多く、痛みも緩和され、皆様に喜ばれています。

後鼻漏(こうびろう)

後鼻漏(こうびろう)とは、鼻水がのどに流れてくる症状を言います。のどのイガイガや不愉快、えへん虫が続く人が多いです。原因として副鼻腔炎である場合が多いです。症状いろいろ、一度ご相談ください。

後鼻漏はこんな症状です
●鼻水がのどに流れる
●のどがイガイガする
●のどに違和感がある
●のどがいつも痛い
●いつも痰がからむ
●長く話していると咳が出る
●常に鼻炎である
●咳が長引いている